夏の終わりの臼杵に、一年でいちばん幻想的な夜がやってきます。
2026年8月29日(土)、国宝臼杵石仏で「火まつり」が開催されます。約1000本の松明と篝火が石仏公園を埋め、暗闇に浮かび上がる磨崖仏を静かに照らす。写真で見たことはあっても、実際に足を運んだことはない、という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、当日のタイムスケジュール・駐車場とシャトルバスの使い方・子連れで行くときの注意点を、公式発表をもとに整理しました。
読み終わるころには「何時に出発して、どこに車を停めて、どの順番で回るか」が決まっているはずです。
国宝臼杵石仏 火まつり2026の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 国宝臼杵石仏 火まつり |
| 開催日 | 2026年(令和8年)8月29日(土) |
| 時間 | 16:30〜21:00(点火は19:00〜) |
| 会場 | 臼杵石仏公園(大分県臼杵市大字深田804-1 周辺) |
| 雨天時 | 少雨決行・荒天中止 |
| 石仏の拝観 | 17:00以降の入場は無料 |
| 臨時駐車場 | 約400台(2か所)/一部シャトルバスあり |
| 問い合わせ | 臼杵市観光協会 0972-64-7130/当日:臼杵石仏事務所 0972-65-3300 |
火まつりは、地元に伝わる「虫送り」「豊作祈願」「地蔵祭り」といった伝統行事から発展したお祭りです。単なるライトアップイベントではなく、石仏供養法要という宗教行事を中心に据えているのが大きな特徴といえます。
そして見逃せないのが、17:00以降は石仏の入場が無料になるという点。
通常は大人550円・小中学生270円の拝観料がかかり、拝観時間も9:00〜17:00(最終入館16:30)までです。夜の石仏を見られるのは、一年でこの日だけと考えてよい特別な機会です。

タイムスケジュール|何時に行けば何が見られる?
公式に発表されているプログラムは次のとおりです。
| 時間 | プログラム |
|---|---|
| 16:30〜 | 出店開始/シャトルバス運行開始 |
| 17:00〜 | カボス果実の無料配布(200個限定) |
| 18:30〜 | 石仏供養法要(古園石仏前)〜親火の儀式(石仏公園) |
| 19:00〜 | 篝火・松明の点火(約1000本) |
| 19:15〜 | 太鼓の演奏(豊後吉四六太鼓)1回目 |
| 20:15〜 | 太鼓の演奏(豊後吉四六太鼓)2回目 |
| 21:00 | 終了 |
16:30〜|まだ明るいうちに石仏を見ておく
16:30から出店がはじまります。ラインナップはカボスサイダー(臼杵市カボス振興協議会)、うすきボウル(久家本店)、ぎょろっけ他(磯端会議)、コーヒー他(suzunari coffee)など、臼杵らしい顔ぶれです。
おすすめは、明るいうちに一度石仏をゆっくり見ておくこと。磨崖仏は屋根のある斜面に彫られていて、足元は石段や坂道です。暗くなってからだと、表情のディテールまでは見えにくくなります。
「昼の石仏」と「夜の石仏」の落差こそが、この日いちばんのごちそうだと思って回ってみてください。
17:00〜|カボス果実の無料配布は200個限定
17:00からは、臼杵産カボスの無料配布があります。ただし200個限定。
数に限りがあるので、狙うなら17時前には会場に着いておきたいところです。逆にいえば、混雑を避けたい方は無理をせず、出店のカボスサイダーで臼杵の味を楽しむという選択肢もあります。
18:30〜|石仏供養法要と親火の儀式
18:30からは、古園石仏前での石仏供養法要、続いて石仏公園での親火の儀式が行われます。ここから会場の空気が一気に変わる時間帯です。
火まつりのハイライトである点火は、この親火から広がっていきます。19時の点火だけを見に行くつもりの方も、18:30から会場にいると流れがまるごと体験できます。
お子さんに「このお祭りは何のためにやっているのか」を話すなら、このタイミングがいちばん伝わりやすいはずです。
19:00〜|篝火と約1000本の松明に火が入る
19:00、篝火と約1000本の松明に一斉に点火されます。石仏公園一帯がオレンジ色の光に包まれ、暗闇のなかに磨崖仏が浮かび上がる—このお祭りが「夏の終わりの風物詩」と呼ばれる理由が、ここに凝縮されています。
19:15・20:15|豊後吉四六太鼓の演奏は2回
太鼓の演奏は19:15と20:15の2回あります。「点火だけ見て早めに帰りたい」という子連れ家庭は1回目を、「ゆっくり最後まで過ごしたい」という方は2回目を狙う、と分けて考えられるのがありがたいところです。
駐車場とシャトルバス|当日の動き方
火まつり当日は、臨時駐車場が2か所用意されます。どちらを選ぶかで当日の負担がかなり変わるので、出発前に決めておきましょう。
| 駐車場 | 収容台数 | 会場までの移動 |
|---|---|---|
| 災害支援センター横グラウンド | 普通車 約300台 | シャトルバスあり |
| 臼杵南小学校グラウンド | 普通車 約100台 | シャトルバスなし(徒歩) |
シャトルバスは協力金制・10分間隔
災害支援センターと会場を結ぶシャトルバスは、16:30〜22:00のあいだ、およそ10分間隔で運行されます。
- 高校生以上:片道200円(協力金)
- 小・中学生:片道100円(協力金)
家族4人(大人2・小学生2)なら往復で1,200円。決して大きな額ではありませんが、小銭の用意を忘れずに。
台数が多いぶん、点火直後の20時台〜終了後の21時台はバス待ちの列ができる可能性があります。急ぎたい日程なら、太鼓の1回目が終わる19時40分ごろに動きはじめるのもひとつの手です。
徒歩派なら臼杵南小学校グラウンド
臼杵南小学校グラウンドはシャトルバスがなく、会場までは徒歩移動になります。
バス待ちのストレスがない反面、夜道を歩くことになるので、小さいお子さん連れや、足元に不安のある方が同行する場合は、シャトルバスのある災害支援センター側が無難です。
なお、石仏の常設駐車場(普通車80台)は当日どのように運用されるか公表されていません。当日は臨時駐車場を使う前提で計画を立ててください。
公共交通機関で行く場合
JR臼杵駅から石仏までは路線バスで約20分(200円程度)です。ただし夜間のバス便は限られるため、公共交通機関で向かう場合は帰りの手段を先に確認しておくことを強くおすすめします。帰りはタクシーを想定しておくと安心です。
子連れで行く前に知っておきたい5つのこと
幻想的な一方で、夜の屋外イベントならではの注意点もあります。正直にお伝えしておきます。
- 足元が暗く、石段や坂道があります。サンダルよりはスニーカー。小さなライトがあると安心です
- 火を扱うお祭りです。松明や篝火には近づきすぎないよう、お子さんから目を離さないでください
- 21時終了=帰宅は22時前後になります。翌日の予定と体力を逆算して
- 蚊対策。石仏公園は緑と水辺が近く、日が落ちてからは虫が出やすい環境です
- 支払いは現金を想定して。出店のキャッシュレス対応は公表されていません
「最後までいられるか不安」という場合は、19:00の点火+19:15の太鼓1回目までを目標にすると、ハイライトを押さえつつ無理のない時間で帰れます。
持ち物チェックリスト
モバイルバッテリー
写真や動画をたくさん撮ると、スマホの電池はあっという間。長時間滞在には心強い味方です。
携帯用チェア・レジャーシート
神楽をじっくり観たい方や、お子さん連れの待ち時間に。
虫よけ・かゆみ止め
夜の境内は蚊が出やすいので、ひとつあると快適です。
うちわ・ハンディファン
日中はもちろん、人が集まる夜も暑さ対策に。
浴衣・甚平
せっかくの夏祭り、装いから楽しみたい方に。お子さん用の甚平もおすすめです。
よくある質問
あわせて読みたい
- 【2026年版】大分・臼杵「石仏の里 蓮まつり」完全ガイド|国宝石仏とはす畑の朝を楽しむ
- 【2026年GW】臼杵石仏エリア完全ガイド|国宝×推し活・オーガニック朝市・石仏クエストを徹底解説
- 臼杵の土曜夜市2026|日程・屋台・駐車場を地元パパが解説
まとめ:夏の終わりに、一年に一度の夜へ
最後にポイントをおさらいします。
- 開催は2026年8月29日(土)16:30〜21:00、臼杵石仏公園(少雨決行・荒天中止)
- 17:00以降は石仏の入場が無料。明るいうちと暗くなってからの両方を見るのがおすすめ
- 19:00の点火がハイライト。約1000本の松明と篝火に火が入ります
- カボス果実の無料配布は17:00から200個限定
- 駐車場は臨時2か所・約400台。シャトルバスがあるのは災害支援センター横(片道200円/100円)
子どもにとっては、少し怖くて、でもきれいで、夏の記憶にはっきり残る夜になるはずです。夏休みの締めくくりに、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
※この記事の内容は、2026年8月時点で公表されている臼杵市公式サイト・国宝臼杵石仏公式サイトおよび配布チラシの情報をもとに作成しています。プログラムや時間は変更になる可能性があります。
最新情報は臼杵市観光協会(0972-64-7130)または当日:臼杵石仏事務所(0972-65-3300)へご確認ください。