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新築1年目にやること|半年点検・家屋調査・住宅ローン控除を時系列で

新築の家に住み始めて半年がたつと、住宅会社から半年点検の連絡が来ます。同じころ、銀行からは住宅ローンの年末残高証明書が届きます。

「新築1年目は、次に何の手続きが来るのだろう」

私も2026年3月末に大分県臼杵市で新築の家に入居し、まさに同じことを考えていました。本記事では、新築1年目にやることを時系列で整理し、実際に私が受けた半年点検の中身と、これから迎える家屋調査・住宅ローン控除の確定申告の準備をまとめます。

先に結論を書きます。新築1年目の手続きは「半年点検→家屋調査→年末残高証明書→確定申告→固定資産税の通知」の順に来ます。時期と必要な書類を先に知っておけば、慌てずに済みます。

新築1年目にやることの全体像

新築1年目にやることは、大きく分けて「住宅会社の点検」「市の家屋調査」「税務署への確定申告」の3つです。私の家は2026年3月末に入居したので、我が家のスケジュールを例に時系列で並べました。

時期(我が家の場合)やること相手我が家の状況
入居から半年(2026年10月中旬)半年点検住宅会社完了(異常なし)
完成から翌年春ごろまで家屋調査(固定資産税の評価)市役所連絡待ち
2026年10月ごろ住宅ローンの年末残高証明書が届く銀行届いた
2027年1月以降住宅ローン控除の確定申告(初年度のみ)税務署準備中
2027年度から家屋の固定資産税の課税が始まる市役所これから

入居前と入居直後の準備は、マイホーム引き渡し前の最終チェックと引っ越し準備にまとめています。本記事は、家づくりの全記録の続きにあたる「入居後1年目」の記録です。

新築1年目の手続きで、私が一番大事だと感じたのは「書類をなくさないこと」です。家屋調査でも確定申告でも、工事請負契約書や認定通知書などの家づくりの書類を何度も使います。引き渡し時にもらった書類は、1つのファイルにまとめておくと安心です。

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半年点検で見てもらったこと

私の家の半年点検は、2026年10月中旬に地元の工務店が行いました。点検の費用は無料でした。

半年点検で点検してもらった箇所

半年点検は床下を中心に、家全体を見てもらいました。工務店の担当者が点検した主な箇所は次のとおりです。

 

  • 床下(水漏れ・湿気・配管の状態)
  • 壁紙(クロス)の剥がれや割れ
  • 屋根の瓦のずれ
  • 窓まわりなどの結露
  • 無垢床の状態(ふくらみ、すきまなど)

点検の結果は、すべて異常なしでした。新築の家は木材が乾燥して縮むため、半年から1年でクロスの割れや建具のずれが出やすいと言われます。私の家では大きな不具合が見つからず、正直ほっとしました。

自分で気づいていた不具合は点検の日に伝える

半年点検では、点検箇所を見てもらうだけでなく、住んでいて気づいた不具合も相談できます。私は次の2つを工務店に伝えました。

 

  • ドアが当たって、壁の下のほうのクロスが擦れていた箇所
  • 玄関側に付けている防犯カメラのコードの配線(本来は自分でやるもの。ダメもとでお願い)

クロスの擦れは、点検の日にその場で補修してもらえました(応急処置)。防犯カメラのコードも、目立たないようにきれいに配線し直してくれました(ご厚意です)。点検のついでに細かい相談まで聞いてもらえて、私は半年点検にとても満足しています。

半年点検の前に、家の中を一周して気になる箇所をメモしておくのがおすすめです。小さな擦れや傷も、点検の日に伝えれば相談できます。

点検後にもらった報告書は保管しておく

半年点検のあと、工務店からこれまでの点検結果の資料をもらいました。資料は、工務店の社内と外部の両方で行った点検の結果を、写真付きで1項目ずつ丁寧にまとめた報告書です。チェック表も付いていました。

これに関しては、私が依頼した工務店が独自で行っているものであり、他のHMや工務店では点検(特に自社点検)を実施して結果もらえるかは不明です。もし、点検結果をもらえるならもらっておきましょう。

点検の報告書は、家の状態を記録した大切な資料です。将来、不具合が出たときや家を売るときに、点検を受けてきた記録として役に立ちます。私は引き渡し時の書類と同じファイルに保管しています。

家の維持費として見落としやすいシロアリ対策は、シロアリ予防は5年ごとが目安でまとめています。

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家屋調査と固定資産税の準備

家屋調査は、新築した家の固定資産税を決めるために、市町村の職員が家の構造や仕上げ材を確認する調査です。私の家には、2026年10月時点でまだ臼杵市からの連絡が来ていません。家屋調査の連絡が来たら、本記事に体験を追記します。

固定資産税は完成した翌年度から

新築した家の固定資産税は、家が完成した翌年度から課税されます。私の家は2026年3月に完成したので、2027年度分から家屋の固定資産税がかかる見込みです。

新築の住宅は、一定の要件を満たすと、新築後一定期間の固定資産税が2分の1に減額されます。一般的な2階建ての住宅の減額期間は、新築後3年度分です。

認定住宅は減額の申告が必要な場合がある

固定資産税の減額は、多くの場合は申告しなくても市町村が家屋調査で確認して適用します。ただし、横浜市では、認定長期優良住宅や、2026年3月31日までに新築された認定低炭素住宅などは申告が必要とされています(参考:横浜市「新築住宅に係る固定資産税の減額制度」)。市町村によっては、新築した年の翌年1月31日までに申告書を出すよう定めています。

私の家は2026年3月に完成した認定低炭素住宅です。臼杵市で減額の申告が必要かどうかは、臼杵市役所の固定資産税の担当窓口に確認する予定です。確認できた内容は、本記事に追記します。認定住宅に住んでいる人は、家屋調査を待たずに一度市役所へ確認しておくと安心です。

家屋調査の前に用意しておく書類

家屋調査では、家の図面や仕様が分かる書類を見せるよう求められることがあります。家屋調査の連絡が来たら、市から指定された書類を確認したうえで、次のような家づくりの書類を手元に用意しておくとスムーズです。

  • 建物の図面(平面図・立面図など)
  • 工事請負契約書や見積書
  • 認定住宅の場合は認定通知書

住宅ローン控除の初めての確定申告

住宅ローン控除(正式名称は住宅借入金等特別控除)を受けるには、最初の年だけ自分で確定申告をする必要があります。会社員などの給与所得者は、2年目以降は勤務先の年末調整で住宅ローン控除を受けられます(参考:国税庁 No.1211-1)。

私は2026年分が初めての住宅ローン控除です。確定申告のやり方は、正直なところまだ分からないことだらけです。インターネットで情報を集めつつ、税務署でやり方を聞きながら進める予定です。

確定申告はいつからできるか

確定申告の期間は、例年2月中旬から3月中旬です。ただし、住宅ローン控除で納めすぎた所得税を返してもらう「還付申告」は、確定申告の期間とは関係なく、翌年の1月1日から提出できます(参考:国税庁 No.2030 還付申告)。

確定申告の期間中は、税務署の窓口が混み合います。会社員で住宅ローン控除だけを申告する人は、1月中に書類をそろえて早めに申告すると落ち着いて進められます。

初年度の確定申告で必要な書類

国税庁の案内によると、新築で住宅ローン控除を受ける最初の年は、確定申告書に次のような書類を添付します(参考:国税庁 No.1211-1)。

書類どこで手に入るか
住宅借入金等特別控除額の計算明細書国税庁のサイト・税務署
住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書住宅ローンを借りた銀行
家屋と土地の登記事項証明書(不動産番号の記載で代えられる)法務局
工事請負契約書・土地の売買契約書の写し手元の契約書
補助金の額が分かる書類(補助金を受けた場合)補助金の交付決定通知など
認定通知書の写しと住宅用家屋証明書など(認定住宅の場合)市町村・住宅会社

銀行によっては、年末残高証明書を出さずに、税務署へ直接データを送る「調書方式」に対応している場合があります。調書方式の場合は提出書類が一部変わるため、住宅ローンを借りた銀行に確認してください。

住宅ローン控除の対象になる借入金は、年末残高と、住宅の取得対価の額のうち少ないほうで計算します。国や地方公共団体から住宅の補助金を受けた場合は、取得対価の額から補助金の額を差し引きます。私の家は子育てグリーン住宅支援事業の補助金を受けているので、補助金の書類も確定申告に使う予定です。

2026年入居の認定住宅の控除額

2026年に入居した認定住宅(認定長期優良住宅・認定低炭素住宅)の住宅ローン控除は、控除期間が13年、控除額は年末残高等の0.7%です。1年あたりの控除額の上限は31.5万円です。19歳未満の子どもがいる世帯などの「特例対象個人」に当たる場合は、上限が35万円になります(参考:国税庁 No.1211-1)。

住宅ローン控除の制度は、2026年度の税制改正で2030年12月31日の入居分まで延長されました(参考:国土交通省「住宅税制」)。住宅ローン控除の金額は、所得税と住民税から差し引ける額が上限です。住宅ローン控除で実際に戻る金額は、収入や家族構成によって変わります。

e-Taxと税務署、どちらで申告するか

確定申告は、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使ってe-Taxで提出する方法と、税務署へ書類を持っていく方法があります。

申告方法向いている人注意点
e-Tax(自宅から提出)平日に税務署へ行けない人マイナンバーカードなどの準備が必要
税務署で相談しながら提出初めてで不安な人確定申告の期間中は混み合う

私はe-Taxと税務署のどちらで申告するか、まだ決めていません。住宅ローン控除の申告は1回きりなので、私は税務署で直接聞きながら進めるほうに気持ちが傾いています。確定申告を終えたら、実際の手順と、つまずいたところを本記事に追記します。

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入居半年の電気代と売電額

私の家には、太陽光発電と蓄電池を設置しています。太陽光パネルはハンファの「Q.CELLS Re.RISE NBC」シリーズで、容量は6.08kWです。蓄電池はニチコンの「T5」シリーズで、7.4kWhの蓄電池を2台設置しています。

入居してからの電気代は、毎月5,000円から7,000円ほどです。売電の金額は、季節によって次のように変わりました。

月売電額(目安)
2026年5月(売電開始)約1万円
2026年6月約1万5,000円
2026年7月約1万8,000円
2026年8月約1万5,000円
2026年9月約1万円

売電額が一番多かったのは、日照時間が長い7月でした。9月に入ると売電額が下がり始めたので、冬はもう少し下がると予想しています。冬の電気代と売電額が出たら、本記事に追記します。

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半年住んで「もう少しこうすれば」と思ったこと

入居して半年、困ったことや不満に思ったことは、今のところ特にありません。入居前の準備をある程度済ませていたので、引っ越し後に慌てることも少なかったです。

強いて挙げるなら、トイレの照明です。私の家のトイレは、おしゃれな雰囲気を優先して照明を暗めにしました。実際に使ってみると、トイレの照明はもう少し明るくてもよかったと感じています。

ただ、トイレの居心地はとてもよく、トイレから出てくるまでの時間が長くなりました。照明の明るさは、雰囲気と使いやすさのどちらを優先するかで決めるのがよいと思います。

入居前にやっておきたい事前対策(バルサン・隙間テープ・すきまパテなど)は、マイホーム引き渡し前の最終チェックと引っ越し準備の「入居前が勝負!新居をキレイに保つための事前対策7選」にまとめています。

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新築1年目によくある質問

新築の家屋調査はいつ来ますか?
家屋調査の時期は市町村ごとに異なります。新築した家は完成した翌年度から固定資産税が課税されるため、完成から翌年の春ごろまでに市から連絡が来るのが一般的です。私の家は、完成から半年以上たった2026年10月時点で、まだ連絡が来ていません。
住宅ローン控除は毎年確定申告が必要ですか?
会社員などの給与所得者は、最初の年だけ確定申告が必要です。2年目以降は、税務署から届く書類と銀行の年末残高証明書を勤務先に出せば、年末調整で住宅ローン控除を受けられます。
住宅の補助金を受け取ると住宅ローン控除の額は変わりますか?
国や地方公共団体の補助金を受け取った場合は、住宅の取得対価の額から補助金の額を差し引いて計算します。住宅ローンの年末残高が取得対価の額より少なければ、控除額に影響しない場合もあります。確定申告では、補助金の額が分かる書類の添付が必要です。
半年点検で異常がなくても受けたほうがいいですか?
私は受けたほうがよいと考えます。私の家も点検の結果は異常なしでしたが、自分で気づいていたクロスの擦れをその場で補修してもらえました。点検の報告書も、家の記録として残ります。

まとめ|新築1年目は時期と書類を先に押さえる

手続き時期の目安押さえておくこと
半年点検入居から半年気になる箇所を事前にメモして伝える
家屋調査完成から翌年春ごろまで図面や契約書を手元に用意する
固定資産税完成した翌年度から認定住宅は減額の申告が必要か市に確認する
住宅ローン控除翌年1月から申告できる初年度だけ確定申告、2年目から年末調整

新築1年目の手続きは、点検、家屋調査、確定申告と続きますが、一つずつの手続きは難しくありません。家づくりの書類を1つのファイルにまとめておけば、どの手続きでも慌てずに済みます。

年末残高証明書が届いた人は、まず確定申告で使う書類がそろっているかを確認してみてください。

土地探しから引き渡し・外構までの流れは、臼杵で家を建てた全記録にまとめています。

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