臼杵の「子育て」や「暮らし」に関する情報を発信するサイト「うすきっコぐらし」!!随時、情報を更新していきます!

新築の火災保険の選び方|ネット保険3社比較した実例と費用

本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。

新築の打ち合わせが終わりに近づくと、住宅ローン、登記、引っ越しと、決めることが一気に押し寄せてきます。火災保険も、新築の引き渡し前に決める手続きのひとつです。

「火災保険って、どこで入っても同じじゃないの?」

「補償が多すぎて、何を選べばいいのか分からない」

私自身も、新築の引き渡し前にまったく同じことを考えていました。

私は2026年に注文住宅を建て、ネット保険3社の見積もりを1社ずつ比べて火災保険を決めました。本記事では、新築の火災保険を決めるときに比べるべき項目と、実際に私が選んだ補償内容と保険料を、正直にお伝えします。

新築の火災保険は、複数社を比べてから選ぶ

新築の火災保険は、補償の条件をそろえて複数社を比べてから選ぶのがおすすめです。

火災保険の保険料は、同じ建物でも保険会社や補償の組み合わせによって変わります。見積もりを1社分だけ見ても、保険料が高いのか安いのか、補償が多すぎるのか足りないのかを判断できません。

私が火災保険を選ぶときに見比べたのは、保険料、補償の範囲、事故対応の評判の3つです。

スポンサーリンク

私が火災保険を決めたときの条件

建物の構造木造(H構造)
建物の保険金額3,600万円
保険期間5年
水災補償外した(高台に建てたため)
地震保険付けた(火災保険の50%)
家財補償付けた(600万円)
太陽光発電・蓄電池補償の対象に含む
保険料5年間で約20万円(地震保険・家財補償を含む)
比べた会社数ネット保険3社(1社ずつ見積もり)

火災保険の保険料は、建物の所在地、構造、補償内容によって大きく変わります。私の保険料は、条件の近い家の目安として参考にしてください。

3社を比べて分かったこと

3社を比べて私が一番よかったと感じたのは、補償を自分で選べたことです。私の家は高台にあるため、水災補償を外すかどうかをハザードマップで確認してから決めました。

もうひとつは、保険料だけで決めずに済んだことです。火災保険は、台風や火事のあとに保険金を請求して初めて価値が分かる保険です。私は保険料と同じくらい、事故対応の評判を重視しました。

新築する人が知っておきたい火災保険の変化

火災保険は、ここ数年で保険料と契約のルールが大きく変わりました。親世代や数年前に家を建てた知人の話は、今の火災保険にそのまま当てはまらない可能性があります。

保険期間は最長5年になった

火災保険の保険期間は、2022年10月から最長10年の契約が廃止され、最長5年になりました。自然災害が増えて、保険会社が長期の損害を予測しにくくなったことが理由とされています。

参考:チューリッヒ保険会社「火災保険の契約保険期間は10年から5年へ」

保険期間が短くなったことで、新築の人は5年ごとに火災保険を更新する前提で考える必要があります。更新のときに保険料が上がる可能性もあるため、火災保険は「一度決めたら終わり」ではありません。

保険料の目安が引き上げられた

損害保険料率算出機構は、2023年6月に届け出た改定で、火災保険料の基準となる参考純率を全国平均で13%引き上げました。多くの保険会社は、2024年10月以降に始まる契約から保険料に反映しています。

参考:損害保険料率算出機構「火災保険参考純率改定のご案内」

同じ改定で、水災補償の料率は全国一律から、市区町村ごとの水災リスクに応じた1等地から5等地までの5区分に分けられました。水災リスクが最も高い地域と低い地域では、保険料全体で約1.2倍の差がつく計算です。

参考:ソニー損保「2024年10月の火災保険の改定について解説」

自宅がある市区町村の水災等地は、損害保険料率算出機構のサイトで調べられます。水災補償を付けるかどうかを考える前に、確認しておくと判断しやすくなります。

火災保険の見積もりで比べる5つの項目

火災保険の見積もりを複数社で比べるときは、次の5つの項目をそろえてから保険料を比べます。項目がそろっていないと、保険料が安い見積もりが「補償が少ないだけ」ということが起こります。

項目確認すること私の選択
建物の保険金額家を建て直すのに必要な金額になっているか3,600万円
補償の範囲火災、風災、水災、破損汚損などのうち、どれを付けるか水災以外を中心に選択
水災補償ハザードマップで洪水と土砂災害のリスクを確認したか外した
地震保険火災保険の30〜50%のどこに設定するか50%(建物1,800万円)
保険期間1年ごとか、最長5年の長期契約か5年

建物の保険金額は「建て直せる金額」で考える

建物の保険金額は、家が全焼したときに同じ家を建て直せる金額を基準に決めます。保険金額が低すぎると、万が一のときに建て直しの費用が足りなくなります。

新築の場合は、建物本体の工事費を目安にしながら、保険会社が見積もりで示す評価額の範囲で決めます。外構工事や登記などの諸費用は建物の保険金額に含めないため、契約書の総額をそのまま入れないように注意してください。

地震保険は火災保険とセットでしか入れない

地震による火災や倒壊は、火災保険では補償されません。地震保険は火災保険とセットでしか契約できず、保険金額は火災保険の保険金額の30〜50%の範囲で決めます。上限は建物が5,000万円、家財が1,000万円です。

参考:財務省「地震保険制度の概要」

火災保険の商品によっては、地震による火災で一定以上の損害を受けたときに、火災保険金額の5%が「地震火災費用保険金」として支払われる場合があります。ただし、地震火災費用保険金だけで家を建て直すことはできません。

私は地震保険を上限の50%で設定しました。建物の保険金額が3,600万円なので、地震保険の保険金額は1,800万円です。50%でも家を元どおりに建て直す金額には届きませんが、住宅ローンを払いながら生活を立て直すための備えとして、上限を選びました。

損害保険料率算出機構によると、2025年度は火災保険契約の70.8%が地震保険を付けており、23年連続で増えています。

参考:損害保険料率算出機構

木造でも保険料が安くなる場合がある

木造の家は、一般的に鉄骨やコンクリートの家より地震保険の保険料が高くなります。ただし、木造の建物でも、省令準耐火建物などに該当すれば、地震保険では保険料が安い「T構造」に分類されます。

参考:日本地震再保険「地震保険のしくみ」

自分の家が省令準耐火構造に当てはまるかどうかは、ハウスメーカーや工務店に聞けば確認できます。見積もりを取る前に確認しておくと、正しい保険料で比較できます。

削っていい補償、残すべき補償

火災保険の保険料を抑えたいとき、補償を削る判断は間違いではありません。ただし、補償を削るかどうかは、保険料の安さではなく、家の立地と家計で決めます。

水災補償は「洪水」と「土砂災害」の両方で判断する

私は高台に家を建てたため、水災補償を外しました。水災補償を外すと、見積もりの保険料ははっきりと下がりました。

ただし、水災補償は川の氾濫だけに備えるものではありません。保険商品によっては、台風や暴風雨による洪水、高潮、土砂崩れで建物が床上浸水以上の被害を受けた場合に保険金が支払われます。

参考:SOMPOダイレクト「じぶんでえらべる火災保険」

高台の家でも、裏に斜面がある家は土砂災害のリスクが残ります。私は水災補償を外す前に、洪水と土砂災害の両方をハザードマップで確認しました。

ハザードマップは、国土交通省のハザードマップポータルサイトで住所を入力すると確認できます。水災補償を外すかどうかは、ハザードマップを見てから決めてください。

補償を削る前に考えたいこと

  • 家の近くに川、ため池、斜面、低い土地がないか
  • 大きな被害を受けたときに、住宅ローンを払いながら自費で修理できる貯蓄があるか
  • 5年後の更新のときに、補償を付け直す選択肢があるか

「保険料が高いから全部削る」という決め方をすると、本当に必要な補償まで外してしまうおそれがあります。削る補償は、リスクが低いと確認できたものに絞るのが安全です。

残すべき補償

火災と風災の補償は、多くの家で残しておきたい補償です。台風の多い地域では、屋根や外壁、カーポートなどが風で壊れる被害が現実的に起こります。

地震保険は、住宅ローンの残高が大きい新築の家ほど検討する価値があります。地震で家が住めなくなっても、住宅ローンの返済は続くためです。

私が新築で決めた火災保険の中身

私が2026年の新築で決めた火災保険は、建物の保険金額3,600万円、保険期間5年で、保険料は5年間で約20万円でした。約20万円には、地震保険と家財補償も含まれています。

ネット保険を1社ずつ比べた理由

私はネット保険3社の見積もりを、各社のサイトで1社ずつ取りました。1社ずつ取ると、補償の選び方や保険料の変わり方を自分の目で確かめられます。

一方で、3社分の見積もりは、住所や建物の情報を毎回入力し直す必要があり、思った以上に手間がかかりました。新築の引き渡し前は、ほかの手続きも重なる時期です。時間に余裕がない人には、1社ずつの見積もりは大変だと感じました。

最後の決め手は保険料と事故対応の評判

3社の見積もりを比べたあと、私は保険料、補償の範囲、事故対応の評判を並べて決めました。保険料が一番安い会社を選ぶのではなく、必要な補償を付けたうえで納得できる保険料の会社を選んでいます。

事故対応の評判は、保険金を請求したときに連絡がつきやすいか、手続きが分かりやすいかを重視して調べました。火災保険は、使う場面が起きたときに頼れるかどうかが大切だと考えたからです。

太陽光発電と蓄電池も補償の対象に入れた

私の家には太陽光発電と蓄電池を設置しています。太陽光発電と蓄電池は高額な設備なので、火災保険の補償の対象に入っているかを契約前に確認しました。

私が契約した火災保険では、太陽光発電と蓄電池も補償の対象に含まれています。ただし、太陽光発電や蓄電池を建物の一部として扱うかどうかは、保険会社や設置の方法によって異なる場合があります。太陽光発電や蓄電池を設置している人は、見積もりのときに保険会社へ確認してください。

太陽光発電と蓄電池を新築で導入した費用や、実際に使ってみた感想は新築で太陽光発電と蓄電池を導入した記事で詳しくまとめています。

火災保険の比較を手早く済ませる方法

私は1社ずつ見積もりを取りましたが、手間を省きたい人には、火災保険の一括見積もりサービスを使う方法があります。一括見積もりサービスは、建物の情報を1回入力するだけで、複数の保険会社に見積もりをまとめて依頼できるサービスです。

一括見積もりサービスのひとつに、SBIホールディングスが運営する「インズウェブ火災保険一括見積もりサービス」があります。インズウェブの見積もり依頼は最短3分で、新築の戸建てでも見積もりを依頼できます。

一括見積もりサービスのメリット

  • 住所や建物の情報を1回の入力で済ませられる
  • 同じ条件で複数社の保険料を並べて比べやすい
  • 自分では知らなかった保険会社の見積もりも届く

一括見積もりサービスの注意点

  • 見積もりは各保険会社から届くため、保険会社や代理店から電話やメールで連絡が来る場合がある
  • 一括見積もりサービスに参加していない保険会社は、比較の対象に入らない
  • 届いた見積もりの補償内容がそろっているかは、自分で確認する必要がある
  • インズウェブを運営するSBIホールディングスは保険会社や保険代理店ではないため、保険の相談や契約は各保険会社と行う

一括見積もりサービスは、「引き渡しまでの時間が少ない」「何社も入力する余裕がない」という人に向いています。反対に、補償を1つずつ自分で組み立てたい人は、私のように1社ずつ見積もる方法も選択肢になります。

複数社の見積もりをまとめて取りたい人は、火災保険の一括見積もりサービス で条件を入力してみてください。見積もりを取るだけなら、無理に契約する必要はありません。

新築の火災保険でよくある質問

新築の火災保険はいつまでに決めればいいですか?
建物の引き渡し日から補償が始まるように契約するのが基本です。住宅ローンを組む場合は、借入先の金融機関に火災保険の加入条件を確認してください。引き渡しの1か月前を目安に見積もりを取り始めると、余裕を持って比較できます。
地震保険は付けるべきですか?
地震による火災や倒壊は、火災保険だけでは補償されません。地震保険は火災保険とセットでしか契約できず、保険金額は火災保険の30〜50%の範囲で決めます。住宅ローンの残高や貯蓄と照らし合わせて判断してください。なお、地震保険料は、1年間に支払った保険料に応じて、所得税の課税所得から最大5万円を控除できる地震保険料控除の対象です。

参考:チューリッヒ保険会社「地震保険の保険料・保険金はいくら?」

火災保険は5年契約と1年契約のどちらがいいですか?
火災保険の保険期間は2022年10月から最長5年になりました。一般的に長期契約のほうが1年あたりの保険料は割安になりますが、一括で払う金額は大きくなります。私は5年契約を選びましたが、家計の状況に合わせて選んでください。

まとめ|新築の火災保険は条件をそろえて比べる

ポイント内容
選び方の基本補償の条件をそろえて複数社を比べる
知っておきたい変化保険期間は最長5年、水災の保険料は市区町村ごとに差がある
比べる項目建物の保険金額、補償の範囲、水災、地震保険、保険期間
水災補償ハザードマップで洪水と土砂災害の両方を確認して判断する
設備太陽光発電や蓄電池が補償の対象か、契約前に確認する
私の実例木造・建物3,600万円・地震保険50%・5年契約で約20万円(家財補償込み)

火災保険の補償内容や保険料は、保険会社や建物の条件によって異なります。最終的な補償内容は、各保険会社の重要事項説明書で確認してください。

新築の引き渡しが近い人は、まずハザードマップで自宅の水災リスクを確認し、補償の条件を決めたうえで見積もりを取ってみてください。

新築後の住まいのお金について、住宅ローンの借り方は住宅ローン金利上昇時代の賢い借り方で、家の維持費として見落としやすいシロアリ対策はシロアリ予防は5年ごとが目安でまとめています。

スポンサーリンク
火災保険
最新情報をチェックしよう!