【2025年GW】臼杵おすすめ観光&イベント完全ガイド!歴史と文化を満喫する旅へ
毎年どこへ行こうかと悩むゴールデンウイーク。
今年は、大分県臼杵市で歴史と文化に触れる旅はいかがでしょうか?
2025年のGWは、臼杵城跡の国史跡指定記念イベントを皮切りに、日本庭園カフェ、国宝臼杵石仏の記念イベント、城下町散策など、魅力的なイベントが目白押し!
このブログ記事では、GWに臼杵を訪れるなら絶対に見逃せない、おすすめの観光スポットとイベント情報を詳しくご紹介します!
2025年GWは臼杵へ行こう!注目のイベント情報
国史跡指定記念!臼杵城跡の特別イベント
2025年5月4日(日)臼杵城が、その歴史的価値から国史跡に指定されたことを祝う記念イベントが開催されます。
イベントでは、普段は公開されていない「畳櫓・卯寅口門脇櫓」が特別公開され、城の内部構造や歴史的な価値に触れる貴重な機会となります。
また、「臼杵城」の現地ガイドツアーも実施され、専門家の解説を聞きながら城跡を巡ることで、その背景にある物語や歴史をより深く知ることができます。
さらに、戦国時代の武将、大友宗麟の鉄砲隊による火縄銃・大砲「国崩し」の演舞も披露され、当時の戦の様子を彷彿とさせる迫力ある光景が楽しめます。
大砲「国崩し」の演舞は特に注目です。臼杵城は、およそ470年前の戦国時代に築かれ、江戸時代には臼杵藩主稲葉氏の居城でした。
今も、櫓や石畳、庭園の一部などが当時のまま残っており、中世から近世までの城の変遷がわかる歴史的な価値が評価され、国の史跡に指定されました。
この貴重な機会に、ぜひ臼杵城を訪れて、その歴史と文化に触れてみてください。
※お問い合わせは、臼杵市産業観光課/文化・文化財課(0972-63-1111)まで。
大分県臼杵市に佇む臼杵城跡。2025年3月10日付の官報告示にて、正式に「臼杵城跡」が国史跡として指定されました!戦国時代、キリシタン大名・大友宗麟が築いたこの城は、海に浮かぶ天然の要塞でした。幾多の戦いを乗り越え、[…]
GW限定!風情ある日本庭園カフェで優雅なひととき
国登録有形文化財である「旧臼杵藩主稲葉家下屋敷」の庭園にて、期間限定で日本庭園カフェがオープンします。
昨年も大好評だったこの企画では、手作りのケーキやコーヒーが人気の『cafe凡と凛』のメニューを、美しい庭園を眺めながら味わうことができます。
歴史ある建物の庭園でいただく特別なカフェ体験は、旅の思い出をより豊かなものにしてくれるでしょう。
5月3日のみ、「JAZZギター」の生演奏が11:30~と13:30~の2回で行われます。
美しい庭園の景色と共に、心地よいジャズの音色に耳を傾ける贅沢な時間を過ごせます。
旧臼杵藩主稲葉家下屋敷・庭園でお食事をする場合は、入館料(大人330円)が必要ですが、臼杵市民は無料です。
『cafe凡と凛』で飲食をする場合は入館料は不要となります。
庭園のみ、リード付きであればペット同伴が可能ですが、マナーベルトなどの持参が求められています。
※お問い合わせは、(一社)臼杵市観光協会(0972-64-7130)まで。
国宝指定30周年!臼杵石仏の記念イベントを満喫
臼杵市の誇る国宝、臼杵石仏は、2025年に国宝指定30周年を迎えます。
これを記念し、5月3日(土)~6日(火)「国宝臼杵石仏deクイズラリー!」ガイドツアーも開催されます。
参加特典として臼杵煎餅と祈願線香が付きます。定員は20名程度で、事前予約制です。
※臼杵石仏事務所(0972-65-3300)までお申込みください。
臼杵石仏は、1995年6月に磨崖仏では全国初、彫刻においても九州で初めて国宝に指定されました。
平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたとされる磨崖仏群は、その数60体以上、そのうち59体が国宝に指定されています。
城下町を歩こう!ガイドと巡る復興ウォーク
2025年4月29日(火)ウォーキングツアーが開催されます。
午前10:00~11:30と午後13:30~15:00の2回実施され、それぞれ異なる魅力を発見できるでしょう。
受付は臼杵市観光交流プラザとなります。参加費は大人500円で、大人1名につき小学生2名まで無料で参加できます。
このウォーキングツアーは、単に古い町並みを巡るだけでなく、ガイドの解説を通して、その背景にある歴史や文化、そして地域の人々の努力を知る貴重な機会となるでしょう。
火災の教訓と復興のいまを学ぶウォーキングツアーとなっており、地元ガイドの案内で巡ることで、通常の観光では気づかない臼杵の歴史や文化、復興への取り組みについて深く理解できます。
※お問合せは、(一社)臼杵市観光協会(0972-64-7130)まで。
文学好き必見!野上弥生子誕生140周年イベント
2025年は、臼杵市出身の著名な作家、野上弥生子の生誕140周年を迎える年です。
これを記念し、5月6日(月)『野上弥生子文学記念館』が無料開放されます。
彼女の文学作品や生涯に触れる絶好の機会です。
また、5月6日(火)の9:00~11:30(予定)には、弥生子ゆかりの地をガイドと共に巡る「おやさんの歩いた道ウォーク」が開催されます。
臼杵市観光交流プラザでの読み聞かせも予定されています。
受付は臼杵中央公民館前庭となります。参加費は一般100円、小中学生50円(保険料、資料代を含む)で、参加特典もあります。
※お申込み・問合せは、臼杵グッドウォーク会(090-7982-9624)まで。
その他にも盛りだくさん!GW期間中のイベント
八町大路福幸音楽祭で地元を満喫
歴史ある八町大路(中央通り商店街)5月3日(土)10:00~15:00に音楽祭が開催されます。
歴史ある商店街で音楽を楽しみながら、地元の人々との交流やショッピングを楽しめるイベントです。
※お問合せは、サーラ・デ・うすき(0972-64-7271)まで。
臼杵焼『蔵出し市』で掘り出し物を探す
創業100年と再興10年を迎える臼杵焼の感謝を込めた『大蔵出し市』が、2025年4月29日(火)~5月6日(火)10:00~16:00にうすき皿山にて開催されます。
会場はうすき皿山の南舎(旧石仏観光センター)、北舎です。特典やアウトレットSALE、陶芸体験など盛りだくさんの内容です。
赤猫まつりやサーラ de 水族館も開催
福を招くとされる赤猫をモチーフにしたお祭りが、2025年4月29日(火)に臼杵市観光交流プラザ1階、八町大路にて開催されます。
また、サーラ・デ・うすきにて、2025年5月3日(土)~5日(月)に水族館イベントも開催されます。
引用元:臼杵市公式LINE
臼杵観光で外せない!おすすめスポット
歴史を感じる!国宝 臼杵石仏
平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたとされる臼杵石仏は、磨崖仏としては日本初の国宝に指定されている貴重な文化財です。
古園石仏群をはじめ、山王山石仏、満月寺石仏、ホキ石仏群の4群からなり、それぞれ異なる表情を見せてくれます。
特に古園石仏の大日如来像は、「満月仏」とも呼ばれ、多くの人々に親しまれています。
石仏周辺の石仏公園では、四季折々の花が咲き、特に夏には美しい蓮の花が咲き誇ります。
GW期間中は、特別な観覧特典も用意されています。
その姿は、千年の時を超えて。大分県が誇る国宝・臼杵石仏は、緑豊かな山あいに佇む61体の磨崖仏群です。やわらかな凝灰岩に刻まれた仏様たちの表情は、穏やかで優しく、訪れる人の心を癒やしてくれます。初めて訪れる方も、何度も[…]
かつての城下町の面影を残す!臼杵城跡・臼杵公園
16世紀後半に大友宗麟によって築かれた臼杵城は、かつては海に囲まれた天然の要害でした。
現在は埋め立てにより陸続きとなり、臼杵公園として整備されています。
石垣や復元された畳櫓、卯寅口門脇櫓などが残り、往時の面影を偲ぶことができます。
春には桜の名所としても知られ、多くの花見客で賑わいます。
城跡からは、臼杵市街や臼杵湾を一望できる絶景が広がります。
GW期間中は、特別公開やガイドツアーも予定されています。
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城下町の歴史を辿る!二王座歴史の道
臼杵城の南西に位置する二王座歴史の道は、かつての武家屋敷や寺院が立ち並び、城下町の面影を今に伝える貴重な場所です。
阿蘇山の火山灰が固まった凝灰岩を削って作られた道沿いには、高い石垣や白壁の建物が続き、静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。
この道をゆっくりと散策することで、江戸時代の城下町の雰囲気を肌で感じることができます。
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美しい三重塔!龍原寺
慶長5年(1600年)に臼杵藩初代藩主・稲葉貞通によって創建された龍原寺には、美しい木造の三重塔がそびえ立っています。
嘉永年間に10年の歳月をかけて造られたこの塔は、内部に聖徳太子を祀っており、「太子塔」とも呼ばれています。
九州に現存する江戸時代の木造三重塔としては、数少ない貴重な文化財です。
静かな境内は、訪れる人々に心の安らぎを与えてくれます。
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ポルトガルとの交流を偲ぶ!久家の大蔵
江戸時代末期に建てられたこの古い蔵は、かつて造り酒屋『久家本店』の貯蔵庫として使われていました。
白壁の土蔵には、ポルトガルとの友好関係を偲ばせる美しい壁画が描かれており、訪れる人々を魅了します。
現在はギャラリーとして開放されており、当時の面影を残しつつ、新たな文化の発信地となっています。
臼杵の歴史と異文化交流の足跡を感じられるスポットです。
歴史と文化が色濃く残る大分県臼杵市。臼杵市民はもちろん、観光客にとっても魅力的な体験や見学ができる施設がたくさんあります。さあ、臼杵の魅力を再発見する旅に出かけましょう!食文化を体験する臼杵は食の宝庫!見て、作って、味わって[…]
自然を満喫!風連鍾乳洞と白馬渓
風連鍾乳洞は全長約500mの鍾乳洞で、国の天然記念物に指定されています。
洞内は金世界、銀世界、龍宮城の3つのゾーンに分かれ、約20の見どころが点在しています。
特に奥にある龍宮城は圧巻です。
一方、白馬渓は臼杵川上流の支流にある渓谷で、大小8つの石橋が架かる美しい景勝地です。
特に紅葉の時期は絶景ですが、新緑の季節もまた格別な美しさです。
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文学に触れる!野上弥生子文学記念館
臼杵市出身の作家、野上弥生子の生家の一部を改築して作られた文学記念館です。
彼女の代表作や生涯に関する資料が展示されており、文学ファンにとっては見逃せないスポットです。
2025年のGW期間中には、生誕140周年を記念して無料開放される日があります。
美しい庭園を散策!旧臼杵藩主 稲葉家下屋敷
明治時代に建てられたこの下屋敷は、回遊式の美しい日本庭園を有しています。
庭園内では、期間限定のカフェがオープンするなど、歴史的な空間を気軽に楽しめる工夫がされています。
落ち着いた雰囲気の中で、日本の伝統美を感じながら散策を楽しめます。
GW期間中の観光をより楽しむためのヒント
混雑を避けて楽しむための対策
ゴールデンウイーク期間中は、臼杵石仏や臼杵城跡などの主要な観光スポットは大変混雑が予想されます。
比較的空いている午前中の早い時間に訪れる、または、あまり知られていない穴場スポットを巡るなどの対策を検討すると良いでしょう。
公共交通機関の利用も混雑緩和に繋がります。また、事前にイベントのスケジュールや予約情報を確認しておくことも重要です。
臼杵へのアクセス情報
臼杵市へは、JR日豊本線を利用するか、東九州自動車道臼杵ICから車でアクセスできます。
市内観光には、レンタカーやタクシー、またはレンタサイクルなどを利用すると便利です。
臼杵市観光交流プラザではレンタサイクルの貸出しも行っています。
事前に交通手段を調べて、スムーズな移動計画を立てましょう。
宿泊施設の早めの予約がおすすめ
ゴールデンウイーク期間中は、宿泊施設の予約が困難になることが予想されますので、早めの予約をおすすめします。
臼杵市内だけでなく、近隣の大分市や津久見市などの宿泊施設も検討に入れると良いでしょう。
早めに宿泊先を確保して、安心して旅行を楽しめるようにしましょう。
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まとめ
臼杵市は、歴史的な建造物や美しい自然が調和した魅力的な観光地です。
2025年のゴールデンウイークには、臼杵城跡の国史跡指定や臼杵石仏の国宝指定30周年といった特別な出来事を記念した様々なイベントが開催されます。
これらの歴史と文化に触れるイベントに加え、GW限定の日本庭園カフェや音楽祭など、老若男女問わず楽しめる企画が盛りだくさんです。
この記事を参考に、あなただけの臼杵の魅力を発見し、思い出に残るゴールデンウイークを過ごしてください!
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