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最初に、正直に告白しておきます。
私は、家を建てるときにハウスメーカーや工務店を比較していません。
依頼先は、話が動き出したときにはもう決まっていました。妻が「ここがいい!」と譲らなかったからです。私も何度か「他も見てみない?」と言いましたが、結局そのまま話は進み、契約し、着工し、家が建ちました。
そして今、大分県臼杵市のその家に住んでいます。
全然後悔はしていません。いい家が建ちましたし、担当してくれた方々にも感謝しています。この点は、はっきり書いておきます。
ただ、住み始めてしばらく経ってから、ふと知ることになりました。
大分県内にも、私たちが契約した工務店と同じくらい真面目に家をつくっている会社が、ほかにもいくつもあったということを。
そのとき私が感じたのは、「しまった」でも「損した」でもありませんでした。もっと静かで、もっと言葉にしづらい感情です。
比べてみたかったな。
この記事は、あの感情の正体を自分なりに整理したうえで、これから大分県で(あるいは地方で)家を建てようとしているあなたに、ひとつだけおすすめしたいことをお話しするものです。
「比較しなかったこと」が、なぜ後から心に残るのか
比較というと、多くの人が「より安いところを探す作業」だと考えます。相見積もりを取って、値切って、条件のいいところに乗り換える。そういうイメージです。
でも、実際に家を建て終えて分かりました。比較の本当の役割は、乗り換えることではありません。
「この会社でよかった」を、確信に変えることです。
選ばなかった選択肢を知らないまま決めると、その選択は最後まで「たまたまそうなった」のままになります。悪い結果でなくても、心のどこかに小さな余白が残る。
逆に、他社のカタログをひととおり見たうえで同じ会社を選んでいたら、私はきっとこう言えていました。
「うちは何社か見たうえで、ここに決めたんです」
同じ家、同じ金額、同じ担当者。それでも、この一文が言えるかどうかで、家に対する気持ちの座り方は変わります。
家を建てた後も、YouTubeやSNSを見ていて、気になった工務店やHMがいくつか出てきました。私の場合は、「せやま印工務店」「ヤマト住建」「アイ工務店」で似たような条件で見積もりや間取り提案、標準仕様など今一度、興味本位ですが比較してみたかったなと思います。
そして、パートナーとの意思決定にも効きます
わが家の場合、依頼先を強く推していたのは妻でした。私は反対だったわけではありません。ただ、比べる材料を持っていなかったので、議論になりようがなかったというのが正確なところです。
「他も見てみない?」に対して「どこを?」と聞かれて、答えられなかった。それだけの話でした。
もしあのとき、テーブルの上に3社分のカタログが並んでいたら、会話はまったく違ったはずです。反対するためではなく、二人で選んだという実感を持つために。
大分で家を建てるとき、情報が届かない3つの理由
「そもそも比べようがなかった」というのは、地方で家を建てる人にかなり共通する感覚だと思います。理由は3つあります。
1. 候補がそもそも浮かばない
大分市の展示場に入っている数社、テレビCMを流している大手、あとは知り合いが建てた工務店。地方だと、頭の中の選択肢が最初から5社くらいで打ち止めになります。実際にはもっと多くの会社があるのに、名前を知らないというだけで検討の土俵に上がってこない。
2. 紹介から抜けにくい
親戚、職場、同級生。地方は人のつながりが濃いぶん、「紹介」が強く働きます。信頼できる入り口である一方、比べる前に話が進みやすく、途中から他社を見に行くのは気まずい。この空気は、都市部の人が思う以上に重いものです。
3. 展示場を回るコストが重い
片道40分、往復1時間半。子どもを連れて、1日に回れるのはよくて2社。共働きで動けるのが土日だけとなると、「とりあえず何社か見てみる」は現実的な選択肢ではなくなります。子どもがぐずれば、その日の見学はそこで終わりです。
この3つが重なると、どうなるか。比較しないのではなく、比較できないまま決まる。まさに、わが家がそうでした。
だからこそ「先に、家で比べておく」だけでよかった
ここまで書いてきて、じゃあどうすればよかったのかというと、答えはかなり地味です。
展示場に行く前に、複数社のカタログを家に取り寄せて、夫婦で並べて見ておく。
それだけです。でも、これが効きます。
カタログには営業トークが乗っていません。各社が「自分たちの強みはここだ」と考えて印刷したものが、そのまま載っている。並べて見ると、どこが構造で勝負していて、どこがデザインで勝負しているのかが、驚くほどはっきり見えます。
そして、断る必要がありません。紙をめくるのに営業さんの目はない。「ここは違うな」と思ったら、静かに閉じればいい。この「気兼ねなく落とせる」状態が、比較検討には決定的に重要です。
何より、夫婦の基準が言葉になります。カタログを並べていると、パートナーが指をさす場所が自分と違うことに気づきます。「私はこの外観が好き」「僕はこの断熱の話が気になる」。そこで初めて、わが家が家に何を求めているのかが会話として立ち上がってくる。
この状態を作ってから展示場に行けたなら、私はもっと納得して契約できていたと思います。会社を変えたかったのではなく、選んだ理由を持ちたかったのです。
大分にいながらカタログをまとめて取り寄せる【持ち家計画】
とはいえ、会社を1社ずつ調べて、それぞれの公式サイトから住所と連絡先を打ち込んでいくのは、率直に言ってしんどい作業です。5社やれば5回入力することになります。
その手間をまとめてくれるのが、注文住宅のカタログ一括請求サイト「持ち家計画」です。
運営は、東証プライム上場の株式会社セレス。全国のハウスメーカー・工務店のカタログを、無料でまとめて請求できるサービスです。公式のサービス案内では「全国100社以上の住宅メーカーから、条件や希望に合った企業を選べる」と説明されています。
入力の流れはシンプルです。
- 建築希望エリア(大分県/臼杵市 など)を選ぶ
- 土地の有無・建物予算・こだわり条件(省エネ、高気密高断熱、耐震 など)を指定する
- 表示された会社の中から、資料がほしいところにチェックを入れる
- 送付先を入力して送信
公式サイトでは「3分で申込完了」と案内されています。子どもが寝たあとのソファで終わる作業です。
大分県・臼杵市は対応しているのか、実際に確認しました
地方だと「そもそもエリア対象外では?」というのが最初の不安だと思います。実際に申込フォームを開いて確かめました。
- 都道府県の選択肢に大分県はあります
- 市区町村の選択肢にも臼杵市が入っています(大分市・別府市などはもちろん、県内の市町村が選べます)
- 掲載企業一覧のページには、タマホーム(大分支店)・積水ハウス(大分支店)・日本ハウスホールディングスなど、大分に拠点を持つ会社が複数確認できました
ただし、実際に何社表示されるかは、選んだ市町村・予算・こだわり条件によって変わります。都市部と同じ社数が出るとは限りません。ここは正直に書いておきます。
先に言っておきます。資料請求のあと、電話がかかってきます
ここは隠さずに書きます。カタログを請求すると、確認の電話が入ります。
「一括請求=営業電話が殺到する」と身構える方が多いのですが、実際のところは、請求内容や送付先に間違いがないかの確認と、希望条件の簡単なヒアリングです。時間にして数分。ここで「まだ情報収集の段階です」「予算感はこれくらいです」と伝えておけば、その後の連絡の温度も自然と合ってきます。
むしろ、この電話はあなたの側から条件を伝えられる場だと考えたほうが実態に近いです。カタログだけが一方的に届くより、話が早い。
あわせて、フォームでは生年月日の入力が必要です。年齢によって提案される住宅ローンの前提が変わるためだと思われますが、「氏名と住所だけで完結する」タイプのサービスではない、という点は先にお伝えしておきます。
そのうえで、私からのお願いがひとつあります。
本気で家づくりを検討している方だけ、請求してください。カタログを送るのも、電話をかけるのも、その先にいるのは地元で家を建てている人たちです。「なんとなく」で請求すると、その手間だけが増えます。
正直に書きます。持ち家計画が向いていない人
いいことばかり書くつもりはないので、向いていないケースも挙げておきます。
すでに契約直前まで話が進んでいる方
この段階で他社の資料を増やしても、判断が濁るだけです。私のように「もう決まっている」状態で使う価値があるのは、間取りや仕様を詰めるより前の段階までだと思います。
電話でのやり取りを一切したくない方
前述のとおり、確認の電話は入ります。「資料だけ黙って送ってほしい」は、この仕組みでは成立しません。
掲載企業がすべての選択肢だと思ってしまう方
一括請求サイトに載っているのは、そのサービスに参加している会社だけです。地元には、こうしたサイトに登録していない優良な工務店も存在します。実際、わが家が依頼した会社もそうでした。持ち家計画は選択肢を広げる道具であって、選択肢のすべてではありません。地元の評判や、実際に建てた人の話と必ず併用してください。
土地も予算も、まだ何ひとつ決まっていない方
急ぐ必要はありません。「大分市なのか臼杵市なのか」くらいの見当がついてからのほうが、届いた資料を比べる意味が出ます。まずは予算感の整理からで十分です。
家づくりの順番を間違えないために
最後に、わが家が実際に通った順番を整理しておきます。カタログ請求を使うタイミングは、かなり前半です。
| ステップ | やること |
|---|---|
| STEP0 | いくらの家なら大丈夫かを決める |
| STEP1 | どんな会社があるかを知る・カタログで比べる(←この記事) |
| STEP2 | 建売・注文・中古のどれかを決める |
| STEP3 | 土地を探す・エリアを決める |
| STEP4 | 住宅ローンを比較する |
| STEP5 | 契約・着工・引き渡し |
| STEP6 | 外構・引っ越し・ネット回線 |
STEP1を飛ばしてSTEP4(住宅ローン)から始める人が本当に多いのですが、借りられる額が分かっても、建てたい家が分からなければ判断できません。私がまさにそうでした。
臼杵で実際にかかった総額と、各ステップでつまずいた話は、こちらにすべてまとめています。
本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。臼杵で土地を探すところから、家を建てて、引き渡しを受けて、外構を整えて、実際に住み始めるまで。その全部を、連載と関連記事に分けて書いてきました。ただ、記事が増えるにつれて「ど[…]
まとめ|「選んだ理由」を持って家を建てるために
もう一度整理します。
- 私は比較せずに家を建てた。後悔はしていない
- ただ、あとから他の選択肢を知って「比べてみたかった」という気持ちが少し残った
- 比較は、乗り換えるためではなく「この会社でよかった」を確信に変えるためのもの
- 地方は、候補が浮かびにくく・紹介から抜けにくく・展示場を回るのが重い
- だから、展示場に行く前に、家でカタログを並べておく
- 請求は無料。ただし確認の電話は来る
家づくりで最初にやることは、契約でも、ローン審査でも、土地探しでもありません。
「わが家はどんな家に住みたいのか」を、二人の言葉にすること。
その材料を、無料で、家にいながら集められる。それが一括カタログ請求の役割です。
今週末、コーヒーを飲みながらカタログを広げている自分たちを想像してみてください。そこから始まる家づくりは、たぶん、私のときよりも少しだけ納得のいくものになります。
※持ち家計画のカタログ請求は無料です。資料を取り寄せたあとに、その会社と契約する義務はありません。
よくある質問
この記事は、大分県臼杵市で実際に注文住宅を建てた経験をもとに書いています。サービスの内容・料金・掲載企業は変更される場合がありますので、お申し込み前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
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